言葉のジュークボックス

言葉をレコードにして、しまっておけるなら、どんなに幸せだろう?

よくある話とよくない話

漫画やアニメ、小説や映画が好きだ。

学生の頃、作者の気持ちばっかり考えていた国語の授業も、それなりに好きだった。

ストーリーが好きだ。 


「ベタ」という言葉があるそうで。

『ベタな話だね』とか、「よくある在り来たりな」っていう意味らしい。

あまりいい言葉じゃないと思う。

在り来たりは悪とされてるような気がする。当たり障りのない、普遍的な事。 面白みに欠ける。そんな気がする。

それでも『王道』という言葉も存在している。

メジャーな、オーソドックスな。これはいい言葉のように思える。

在り来たりの良さ、普遍的を肯定しているような、そんな言葉。


よくある話には、良くも悪くも魅力がある。 美しい女王さまが悪者に捕らえられ、それを助ける勇猛果敢な主人公。

テンプレートのようなプロットはベタか王道か。

チープなシナリオと言われれば、それまでだろうし、

マ○オとかゼ○ダとか、世界中で大ヒットしている作品にも、テンプレートは用いられている。

でも、筋書きは一緒でも、それぞれ違う。 よくある話の中にも、ベタで王道じゃない部分があると思う。


人はベタに恋をする。人は王道に恋をする。

ベタな馴れ初めで、ベタな告白をして、下手なデートスポットにいく。

そのベタは筋書きだけ。 当たり障りのなさも、二人の溝を埋めるためには必要な事だろうと思うし、

その筋書きがしっかりと出来上がり、二人の王道が出来上がる。 よくある話は、よくない話。