営業しかない

限界営業マンの手記

恵方巻き

f:id:mayasan-129:20190203122121j:plain

(まいにちたなか用の画像つくった。)

 

 「今年の恵方は東北東です」ニュースやウェブメディア、朝礼の時の社長までもが、どっちが北か南かを気にしている2月3日、節分。

不動産屋でもない限り、こんなに方角を気にする事ってあんまりないかもしれないなあ、と東北東がどっちかを確認しながら、思っていた。

 

 恵方巻きの文化って、急速に発達したなあ、と思った。バレンタインと同じで、販促キャンペーンの一部だろうし、作られた伝統感は尋常じゃない。イオ○もセ○ンも、こぞって恵方を巻いている。もれなく、恵方を巻いているのだ。

 

 しかし、その作られた伝統に触発され、扇動され、そそのかされ、踊らされるのが我々消費者であって、広告の影響は甚大だ。いわゆる”巻物”は正直好きだし、そんだけ売られてたら食べたくなるし、実際今日は既に食べた。

f:id:mayasan-129:20190203124007j:plain

 

恵方巻きを食べていると、思い出すエピソードがある。

 

 

 あれは高校2年生の2月。甘酸っぱい高2の夏を過ぎ、3年生になろうとしていた。受験・就職。それらを控えている僕らは、現実から逃れるように、何か色々してたと思う。軽音部だったから、部活に熱中してみたり、ゲームに熱中してみたり、バイトに没頭してみたり。

 

 そんな多感な時期に来た2月3日、節分。

僕は学校を早退し、ある場所へ向かっていた。派遣のバイトだ。

日当1万5千円。15時から21時まで、ひたすら恵方巻きを売るという、駅とかでよくある外にあるタイプのお店だ。そこで、売る。恵方巻きをひたすら。売る。

 

仕事の内容はいたってシンプルで、簡単だった。注文を受け、レジで精算し、袋に詰めて渡す。コンビニの簡易版みたいなもので、コンビニのバイトもしてたから要領はわかってたから楽だった。

 

 終業まで残すところわずか30分の、20時30分。その人は突然来た。

 

身長180cmくらいある、巨漢の、西洋人。恵方巻きを2m先くらいからじっと見ていた。20時30分で、コアタイムよりは人通りも少なくなったため、その巨漢の西洋人は特段目立った。西洋人だし、巨漢。目立たないわけがない。

 3分くらいスマホをいじりながら、ナウでヤングな恵方巻きショップを凝視している。流石に目のやり場に困った僕は、彼にアクションを起こすことにした。しかし、西洋の言葉は僕にはとんとわからぬ。(どうしたんだい?)という気持ちを目で訴え、軽く会釈した。

 

 すると、その西洋人の眉毛が大きく動き、明るい表情になった。そして、2mをずっしりと、歩く。牛歩とはこのことかもしれない。「コレナンテヨミマスカ?」とかって言ってたと思う。焦った僕は「エホウマキ!!」(イントネーションは↘︎↗︎↘︎↗︎↗︎)と答えた。巨漢の西洋人は「ウン?」と言った。理解はできていない、確実に。

 

 要は、恵方巻きを説明しろ、と言われているのだ。巨漢の西洋人に。しかし恵方巻きという日本の文化を詰め込んだものを、西洋人に説明するという、難題。しかし機転を利かせた僕は「…スッシロール!!」と言った。

寿司のロールしたやつ。それはあまりにも明確で、西洋人も「オォ!」とか言ってた。並んでる人がちょっと笑ってた。3本指を立て、西洋人は笑顔で購入してた。

 

 あの西洋人は今どこで何してるんだろな、とか思いながら東北東を向いて、恵方巻きを食べた。あの西洋人はどっち向いて食べたんだろう。ちゃんと恵方向いたかな。

【絶対流行る】大同電鍋とかいう、神が創りし全能の鍋。

森羅万象の鍋の中でも、ぶっちぎりで便利で万能な鍋を見つけてしまいました。

f:id:mayasan-129:20190203103117j:plain

大同電鍋(ダートンデンゴォ)。洗練されたレトロモダン風なビジュアル。

台湾からやってきたすごいやつ。台湾では1世帯平均約2台あるらしい。 

TSB3016EA

TSB3016EA

 

しかもめちゃめちゃリーズナブル。 

 

一台で炊く、蒸す、煮るができるとかいう、家電版ゼウスの杖。

電気釜なので、火を使わず安心調理。

 

購入されてる方が口を揃えていうのです。

f:id:mayasan-129:20190203104710p:plain

ほったらかしでいいのかよ…どこまでもすごいやつなんだ。

めっちゃよくねえですか。

 

しかも構造がシンプルだから、お手入れも楽々。

家電製品なのに、丸洗いできちゃう。丸洗いして2つほど炊飯器をぶっ壊した僕からすると、これ、革命。レボリューションね。

 

 

レシピも充実。 

 

 個人的には、口尾さんのレシピ本がお勧めです。

はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。

はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。

 

 

ご飯だって炊けるし鍋物も食べれる。

一人暮らしではなかなか敷居の高い蒸し物だってお茶の子さいさい。

煮物料理も、具材ぶち込めば勝手に出来上がってるし

少し凝った中華おこわも、カレーも、作れちゃう。


大同電鍋でスイッチオン!【冬瓜あさりスープ】簡単台湾スープ

 

寒さもまだ続くそうなので、この寒さのせいにして、

大同電鍋デビューとか、どうですか。

本田翼の目覚まし時計が、欲しい。

f:id:mayasan-129:20190128091929p:plain

 

 突然だが、僕はこれを必ず手に入れようと思っている。理由は、本田翼だからだ。どうしてもこの目覚まし時計が欲しい。だってすごい可愛い。熱狂的なファンってわけでもないし、正直そんなに意識して本田翼を見ることってあんまりないけれど、このキャンペーンを知った際、僕は胸を撃ち抜かれた気分だった。「あぁ、これいい…」。若かりし頃聴いたポルノグラフィティ、あの人だけが心の性感帯って歌詞は、なんとなくエッチな意味だろうな、と思っていたが、それは違うんだ、と同時に理解した。僕の物欲が指先でくすぐられているような、そんな気分だった。本田翼がめちゃめちゃ好きなわけじゃない。が、欲しい。可愛い。

 幸いにも引っ越しの予定がある。チャンスだ。しかし、私は不動産屋だ。このキャンペーンは不動産会社の反響数(お問い合わせの数)増加促進のためのキャンペーンであって、いわゆる販促なのだ。そして僕は、その業者側。BtoCにおけるB。正直物件も自分で探して、自分でオーナーと交渉して決めてしまった。つまり、僕はそもそもキャンペーンのステージにすら立てていないのだ。本田翼に起こしてもらえる朝、それは僕には来ないのだろうか。

 いや、まだ方法はある。前述の通り、僕は不動産屋だ。キャンペーンを実施しているHOME'Sの担当とは、正直めちゃめちゃ仲がいい。このアドバンテージを使わない手はないだろう。そう、貰うのだ。悪くない作戦だと思う。思い立ったが吉日だ。負けたらゴミだ。なんとしても本田翼を手に入れるんだ。いつか迎える朝を待ち、僕は早速HOME'Sの担当に当たった。

 

 打ち合わせ当日、今後の会社としての取り組みを大いに語った。競合他社との競争は熾烈で、もはや戦争だ、と僕は思った。客を取り合い、兵隊達は疲弊し、それでも家は建つ。そこで弊社は、限られた資金力の中、どう戦えるのか。課題に向き合った、HOME'Sの担当営業マンと、本田翼目覚まし時計を入手せんとする、僕。

 「HOME'Sさんも集客に関して頑張ってくれてますよね、ほら、本田翼の目覚まし時計とか。」一瞬空気が淀んだ。「はい」苦笑いした担当営業マン。ちょうど、HOME'Sにかける予算をあげようか、という話の最中だったのだ。きっと僕の気持ちは読み取られている。それでもいい。「めっちゃ欲しいです」その空気の緊張感たるや、筆舌に尽くし難いものがあった。「いやあ…」。

 もらえなかった。どうやら、HOME'Sの社内でも欲しい人はたくさんいるらしいが、入手し得ないような、厳重な保管をされているらしい。それほどまでに本田翼は神聖な存在なのだ。その偶像を容易に入手せんとしていたのは、ツメが甘すぎたと猛省している。

 しかし、僕はいつか手に入れる気でいる。本田翼を諦めたわけじゃない。まだ何か手があるはずだ、と思っている。その日を現実にするために。本田翼に、顔洗ってきな〜、と言われる、そんな朝を迎えるために。

最強パズドラーに、俺はなる。

 

 新年早々、床に伏した。それも訳無い。インフルエンザだった。確か仕事初めからちょうど1週間経ったくらいに大熱を出した。彼女とのデートの最中だった。彼女にも感染した。なんでも今年のインフルエンザは結構やばいらしい。僕が住んでいるマンションの裏に、街の医院があるのだが、インフルエンザ隔離室はかなり満員だった。一人ずつ一人ずつ鼻に綿棒を突っ込まれていくカオスな隔離室。結構な勢いで咽せたのも、かなり恥ずかしかった。(オッヘェッ!!とか言ってた気がする。)

 

 何はともあれ、僕は社畜だ。火を見るよりも明らかだ。有給など使うことは許されないような、そんな戦場のような営業職。営業は兵隊だ。だけどインフルエンザだけは仕方がない。5日間の出勤停止命令だった。新薬ゾフルーザの威力は凄まじく、僕の出勤停止期間の4/5を暇な時間へと変えた。こんな暇な期間、久しぶりだ、と思った。思えば、1年ほど前に無職の期間があった。が、転職だったりでちまちま動いていたので、5日間丸々家に引きこもる機会なんて、そうあったものじゃない。しめしめ、自分の時間を有意義に使おう。そう決意したのであった。

 

 とはいえど、我輩は社畜である。趣味はもうない。若き日、夢にまで見た武道館のステージ。ロックで食ってくから!と豪語していた僕なのに、今ではもうギターだって家に置いてないし、外出はできない。ゲームだって持っていない。持っているのはPCかスマホてなもんで、PCはmacだからネトゲはほぼ非対応ときた。てな訳で、スマホでゲームを始めることにした。それが、たまたまパズドラだった。

 

 最終ログインから相当の月日が流れていた。僕のパーティはもう”産廃”とまで言われるようなモンスターだらけ。パズル&ドラゴンズなのに、ドラゴンがもはや弱い。もちろん強いドラゴンもいる。だが、僕のドラゴンは弱い。それがなんとなく悔しい。僕は幾度となくパズルをした。どんなモンスターが相手だろうかワクワクしている自分がいた。そして幾度となくガチャを引いた。より強くなるために。努力は信念の強さだ。俺のパズルは誰にも止められない。弱いドラゴンに用はない。

 

 そんな具合で、社畜に唯一与えられた”インフルエンザ”という安息の時間が与えたものは、「パズドラへの信念」だった。熱きパズドラー達の声援を含んだ、最高潮のボルテージのオーディエンス。その中心にいつかは君臨すべく、僕はパズドラをやっている。最強の営業マンはもうやめだ、俺は最強のパズドラーになるのだ。マックスむらい見たいに、金持ちになるために。

 

おしまい

俺は『#グラドル部屋』を流行らせたい。

どうもこんにちは。

突然ですが、

  皆さんもそう思いますよね?

 

ね?

(続きで #グラドル部屋 の魅力をお伝えします。 

続きを読む

【Netflix配信中】『モザイクジャパン』感想ネタバレ有りレビュー。”AV好きは必ず観るべし!!”

f:id:mayasan-129:20190104023456p:plain

「外国の(ポルノ)なんて、ただやってるだけだ。オレたちの国は違う。

超変態先進国だ。」

あらすじ

東京の証券会社をリストラされた常末理市が、生まれ育った田舎町に帰郷すると、故郷はアダルト産業に飲み込まれた町と化していた。

常末理市は両親の薦めで、田舎町には不釣合いな自社ビルを持つ企業GALAXYZに就職。しかし、その職場の女性たちはAV女優であり、就業中もオフィス内やトイレなどいたるところで、絡みの撮影が行なわれていた。一目ぼれした木内桃子もそのひとり。

父母や祖父は、さして利益にならない農業よりもモザイク消しの仕事に熱を入れ、中学時代の恩師や同級生たちもがAV男優や女優へ転職し、田舎町全体がAV産業なしでは成り立たない有様。生真面目な証券マンであった常末理市は葛藤しながらも、AV業界に飲み込まれていく。(wikipediaより)

 ネットで話題騒然だったWOWOWの「モザイクジャパン」が遂にネットフリックスでも配信開始されました。

この作品は日本のアダルト産業を舞台とした、鮮烈なエロスや、男女関係のドギマギ、それだけには止まらず、業界の闇や社会に訴えかけるワードや表現などもてんこ盛りな「社会派ドラマ」として一品の完成度を誇っています。

特に高橋一生さん演じる「九井社長」のエロスと演技がもう絶品だな、と思いました。

この先は作品の見どころや見解などを綴っていきます。

(以下、ネタバレなど続きます)

続きを読む

がんこちゃん可愛すぎワロタ。新シリーズで萌えキャラに変身!?これはシコいw

こんにちは。マヤです。教育番組っていいですよね。小学生の頃、学校を休んでしまった時に見る番組なんて最高。エモーショナルでしかないですよね。マジでエモい。

特に僕が楽しみにしてたのは”さわやか3くみ”とかいう番組だったかな。あ、そうそう。「爽やかさんくみ〜〜」とかいう軽快なシティポップなビートに心と身体を揺らす午前中の小学生でした。


1988年 NHK教育テレビ さわやか3組 OP

そんな中、こんなニュースがありました。

「がんこちゃん」新シリーズにて萌えキャラ化!

続きを読む