【コロナ退職】限界ベンチャー企業を退職しました旨をお知らせします。
はじめに
どうも皆さんこんにちは。田中と申します。
久方ぶりのブログで大変恐縮ですが、この度、昨今のCOVID-19騒ぎで解雇(退職)となりました事をお知らせいたします。
なかなかこんな体験できそうもないので、このブログに書き記し、皆さんに共有できればと思います。
解雇(退職)への経緯について
コロナで営業停止
— たなか (@TANAKA_Canihave) 2020年4月28日
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4月中休業
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5月もヤバそう
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会社ヤバそうだから転職活動
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「会社やばいから4月末で雇用契約終わりで」
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To be continued pic.twitter.com/R4Yj4bSpxO
自分について、会社について
初めまして。私は千葉県在住の田中と申します。
高校卒業後、介護、不動産と転々としておりまして、現在は法人営業を生業としております。
現職は千葉県千葉市に位置する某社で、営業職に従事しており、社員数約30名前後の会社にてIT部門(広告領域)法人営業部門の営業チームのリーダーとして奮闘して参りました。
地域に根付いていけるように営業活動を進めており、色々な方々のご助力もあり、有難い事にとても順風満帆な売上を達成できていたと思います。
突然のコロナウイルス
コロナウイルス騒ぎ自体は2月くらいから騒がれていたと思いますが、弊社営業部が大きな問題に直面したのは3月末〜4月初旬からでした。遅すぎる。
経緯を時系列で追うと
・3月中旬終盤
コロナウイルスで営業自粛している企業がバンバン増えてきたが、3末で辞める社員もいたり、3月から入った中途の新人もいたため、歓送迎会という事で会社の食事会を決行。
・3月末頃
自分自身が体調を崩し発熱。3日ほど高熱で寝込む。コロナかと思ったが感染性胃腸炎でした。おそらく会社の飲み会で食べた鳥レバ刺しのせい。マジで許さん。
・4月頭
飲食店などが営業自粛。お客様もピリピリしてるし、世間では緊急事態宣言が今か今かと騒がれていた時期。(緊急事態宣言が4月7日に発令)
4月2日には代表が「この状況下だからこそ頑張るために、決起会(飲み会)やりましょう!」との発言。世も末。
自分や部下の間で「ヤバイよね…」と不穏な空気。
・4月9日
各方面のクライアントより営業自粛要請。仕事にならないという事で、休業。
休業補償の件と、解雇まで
営業ができない→次の月の売上が立たない→けれども従業員の給料や事務所の家賃はかかっていく→会社に蓄えがない→潰れる
という道筋は僕からしても明らかでした。
・4月9日 夕刻 休業についての緊急会議
・休業でも補償についてはなんとも言えない。会計士と相談する。
・緊急事態宣言が解かれたら再開するだけだから、とりあえず待機してくれ。
・会社としては、テレワークなんて出来ないし、給与も満額払えない。
会議の際、代表からの通達をまとめたのが上記となります。
これは倒産もあり得る状況。家賃どころかご飯食べれんくなる。
リスクヘッジとして、再就職先を4月初旬から密かに進めていました。
(おかげさまで5月21日より再就職できる運びとなりました。)
そして退職へ
再就職活動の甲斐もあり、内定をさっくりと取れました。
営業の世界というのは実績の積み重ねなので、またイチからか…。と賽の河原の気分でしたが、
広告領域の法人営業は変わらないのに、給料も上がるし、待遇もだいぶいいし、なんならキャリアアップ転職になりました。
そして、内定を取得し、すぐさま代表に以下の旨を相談。
・生活が厳しいので、婚約者の親御さんと相談し、一度婚約者の実家近くで生活しようと思う
・それに伴い、通勤が困難になるので仕事を変えたいと思っている。
・親御さんの紹介で次の仕事は決まっている。
そして代表からの返答が以下となります。
・現状再開の見込みがないし、会社としても危機的状況なので、5月以降の補償ができなくなりそうだ。
・再就職するのであれば、それはそれで尊重する。
・ただ、継続している案件はリモートでもいいから対応してほしい。フリーランス契約という事で継続して欲しい。
フリーランス契約に関しては特に断る理由もなかったので、了承。
しかし、5月頭〜21日までの給与がないので生活的には相当打撃をくらっています。
政府の給付金と、緊急小口資金と、住居確保金をフルに活用してなんとか乗り越える予定ではありますが…。
さいごに
アメリカでは失業率30%超えるだろうと予想され、GDPも11年ぶりの下落。
当然日本の経済活動もフリーズしているので、生活に困窮する人たち(自分も含め)が増えるに違いないですし、
自分のように解雇されるサラリーマン、大学を辞めざるを得ない学生、仕事がなくなるフリーランスが増えてくると思います。
自分の経緯は少し異質ではありますが、現職の倒産の危機を少しでも感じていたら
- 生活における固定出費を減らす
- 使える給付や利子のない公的貸付、セーフティネットは最大限活用する
- 仕事を変える選択肢も考える
なども検討されてみてはいかがでしょうか。
限界ベンチャー営業マンからは以上です。
何か質問等ございましたら、田中のツイッターDMまでお願いします。
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